ラベンダーの香りでストレス脳から脱却!日本初の「脳の健康外来」を立ち上げた酒谷薫医師によると、「ストレスに過敏に反応し、ストレスにとても弱い人」「ストレスに強い人」がいるが、これは「ストレス脳なのかどうか」によるとしています。ストレス脳の状態が続くとうつ病などを発症することもありますので要注意です。酒谷医師は脳の血流が脳のどの部分に集中して起きるかを画像によって診断、それによってストレス脳かどうかを判断する方法を開発しました。またストレス脳を改善する方法についても研究、改善の最も簡便な方法は「好きな香りを楽しむこと」だとしています。これは人間の五感の中で脳にダイレクトに反応するのは臭覚であるとの理論に基づいています。「好きな香りをある期間楽しむ」ことによって「ストレス脳が改善する」ことが実験からも証明されています。 ここではアロマセラピストとして有名な佐々木薫さんの「ラベンダーの香りを使ったストレス脳からの脱却法」を紹介します。必要なのは「ラベンダーの香り」ですが、ここでは「アロマ」を使用します。アロマの原液は香りが強すぎるので、アロマディフューザーやアロマポットを使用して香りを部屋に拡散します。これらの器具が無い場合でも大丈夫。マグカップに熱湯を入れそこにラベンダーのアロマを数滴落とします。この香りを5分ほど嗅ぎますが、時間や回数には特に制限がありません。これを1日に何度か繰り返します。 ストレス脳の場合は不眠を伴う場合があります。これを解消するには入浴時にラベンダーのアロマを使います。大匙1杯程度の塩にアロマを3滴から5滴程度を染み込ませ、これを湯船に溶かして香りを楽しみながら入浴をします。 寝る時にはコットンにアロマオイルを染み込ませます。これをテッシュペーパーで包み枕カバーの裏側に入れます。ほのかに香る程度の量が適しているようです。これらの方法を試したところ「ストレス脳」から「リラックス脳」に変化していくことが実験で確かめられました。個人差はあると思いますが、実験では5日目頃から大幅に改善、長期に続けるとストレス脳からリラックス脳への完全移行が期待できます。 ジャンル別一覧
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